ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵

皆さんは、坪単価1,000万円を超えるマンションをご存知でしょうか。 三菱地所レジデンス株式会社が分譲した、『ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵』です。 今回はこの高級マンションについてレビューしたいと思います。

共用施設

この地にふさわしい端正な迎賓空間

刻が流れ、光がささやく　すべての感性を解放し　日々をよみがえらせる空間演出

皇居に寄り添い、都市の緑に包まれる邸宅として、この地にふさわしい“もてなし”が具現化されています。居心地の良さという、目には見えないものが追求され、邸宅が居住者のためにできることの、ひとつひとつをかたちするために、ランドプラン、エクステリア、インテリア、ライティング…など、多様なデザインフィールドの垣根を越えて推敲を重ねられています。 私邸への動線は、エントランスからコリドー、レセプション、ラウンジと続く、ヒューマンスケールで分節化された空間が連なっています。千鳥ヶ淵に屹立する集合邸宅でありながら、あくまでもプライベートな邸宅としての安堵感を感じる空間様式と、各々の空間を貫く軸に対し、シンメトリックな空間構成により、この地に建つ邸宅にふさわしい、迎賓の場としてのフォーマルな佇まいを実現しています。

天然石と光沢のある木・緞子張り等の仕上げで構成されたエントランス・コリドーから、水が流れる中庭を望む暖炉のあるラウンジまでの外界と私邸を結ぶコモンスペースでは、歩くほどに徐々に心を静め、ゆっくりとほどいてゆくためのシークエンスが演出されています。奥の空間へと進むにつれて、床や壁の素材や、仕上げ、調度品のフォルムなどが、“硬”から“柔”へ切り替わることで、ひとつひとつの“間”にふさわしい空気感がデザインされています。

現代美術の枠をちりばめ、本邸宅のアイデンティティが表現されています。コモンスペースの随所にちりばめられたオブジェや絵画は、単に伝統を尊ぶだけでなく、伝統のなかにも革新を見いだす現代美術の匠の手によるものです。千鳥ヶ淵の桜をモチーフとしたオブジェがレセプションに配されているほか、江戸の美意識を通奏低音としたアート群で、一つの絵巻を見るようにあしらわれています。ギャラリーのようにアートを眺めつつ辿り着く最奥のラウンジでは、江戸初期の東京を一望とする「江戸名所図屏風」から着想を得たスケールの大きな現代日本画作品が迎えてくれます。

エントランスから辿ってきた静的なシークエンスの先には、自然光を受け止める樹々や清澄なる水の流れが心をとらえるラウンジが設えられています。ここでは、庭園が感じさせる和の印象とゆるやかに調和すべく、和洋を超えた独自の空間演出が施されています。置かれている調度品も照明も、庭を望むこの空間のためだけにデザインされたものです。暖炉の懐かしい灯りとモダンなライティングが壁面のアートをほのかに浮かび上がらせ、空間にさらなる興を添えています。庭園との一体感を愉しみ、私的時間への序章に浸るラウンジのひとときを過ごすことができます。

レセプション隣接のコンシェルジュカウンターでは、バイリンガル対応などのサービスで、一人一人の要望に、きめ細やかに応える体制が整えられています。日常生活でのさまざまなシーンはもちろん、レジャーやゲストの接待時にも活用できる多彩なライフサポートサービスが用意されています。

エントランスフロアのエレベーターホールも、ヒューマンスケールで考えられた空間構成が採用されています。さらに、各階の共用廊下は、フロアに敷き詰められたシックな草木柄のカーペットや、ブラウン系のカラースキームが用いられた壁面やエレベーター扉のフレーム、各邸の玄関ドアなどによって、まるで我が家の廊下を抜けて私室の扉をあけるような、プライベートな落ち着きを感じるフロアデザインになっています。

周辺環境

千代田区三番町、千鳥ヶ淵のほとり

目の前に広がる皇居の森の静けさ　水面に映る桜や緑潤う自然と　都心の優れた生活利便を享受できる住環境

ここは、皇居にほど近い、千代田区三番町。明治から大正、昭和にかけて、落ち着いた雰囲気に誘われるように、藤田嗣治や島崎藤村、菊池寛などの多くの作家や芸術家が居を構えた番町界隈は、今もなお、静かに刻を重ねてきた都心の邸宅街として知られています。 かつて白河藩主、老中阿部越前守の屋敷が置かれていた千鳥ヶ淵のほとりに、新しい都心居住のかたちとして佇む『ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵』は、目の前に広がる皇居の森の静けさ、水面に映る桜や緑の潤いをそのまま享受できる環境に恵まれています。

～日本初の美観地区～

武蔵野台地から、かつての日比谷入江へと注ぐ川の流れを堰き止めてつくられた千鳥ヶ淵。景観を継承してきたこの地を含む皇居周辺は、関東大震災後の復興計画を経たのち、1933年（昭和8年）に、日本初の美観地区に指定されました。長い年月を経た今日も、千代田区による景観まちづくり条例やガイドラインの策定により、美観計画の一環として、「千鳥ヶ淵とその周辺地区」の美しい都市景観と豊かな緑を過去から未来へと受け継ぐ努力が尽くされています。 ※都市計画情報等については、竣工時の情報を基に記載しているため、現状と異なる場合がございます。また、将来、都市計画等が変更となる場合がございます。

～都心の魅力を、日々享受する～

都心の広大な緑城を目の前にしながら、ひとたび街に出かければ、国政を担う官庁や国際的企業が集積する大手町・丸の内・永田町エリアも間近にあり、JR、地下鉄、車を使いこなし、羽田や成田方面へもスムーズにアクセスできます。さらに、周辺には上智大学や雙葉学園といった学舎も多く、国立近代美術館や国立劇場、日本武道館などの文化施設も徒歩圏という環境です。都心のこの地だからこそ、ふと手を伸ばしたすぐそこに、都市の自然・機能・文化のすべてが揃っています。

物件概要

物件名 ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵
交通 ■東京メトロ半蔵門線
「半蔵門」駅　徒歩7分
■総武・中央緩行線
「市ヶ谷」駅　徒歩12分
■東京メトロ有楽町線
「麹町」駅　　徒歩12分
所在地 東京都千代田区三番町2番1号／(地番)千代田区三番町2番1
専有面積 72.26m² ～ 179.17m²
築年月 2015年 3月
構造 RC一部S（鉄筋コンクリート一部鉄骨）
階建て 地上14階
地下2階
総戸数 73戸
分譲会社 三菱地所レジデンス株式会社
設計会社 株式会社三菱地所設計・株式会社竹中工務店 東京一級建築士事務所
施工会社 株式会社竹中工務店 東京本店
管理会社 三菱地所コミュニティ株式会社
管理方式 日勤（全部委託）
敷地面積 2,308.10m²
建築面積 1,550.50m²
延床面積 14,608.17m²
土地権利 所有権
備考 ※階建てについて、建築基準法上は地上13階、地下3階建て。
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